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Sui-Sui

「知っているようで知らなかった」を探す遠足。

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難波八阪神社・日本工芸館・住吉大社

おおきな口でみんなを幸せに??まだまだ知らないなんばを巡る!

大阪市浪速区〜住吉区

今回は、なんば界隈を歩いてきました。知っているつもりだった
「なんば」にも、まだまだ知らないコトがたくさんありました!!

最初に訪れたのは、難波八阪神社です。
ここに到着してまず目に飛び込んでくるのは、なんと言っても獅子の顔をしたこのおおきな建物!

これは獅子殿と言って、1974年に完成したものだそう。その大きな顔に付いている目はライトに、鼻はスピーカーになっていて、各種芸能を奉納したり神振行事が行われる舞台として使われています!!

大きくあけた口から、人々の苦難を飲み込み、幸福をもたらすと信じられていて多くの人から信仰を集めているとか・・・!
私たちが訪れた日も、地元の方々だけでなく外国から観光に来られた方も多くみかけました。

さて、次に向かったのはコチラ!
日本工芸館という建物!!!なんばにこんな場所があったってご存知でしたでしょうか?
ここは、伝統工芸品の保存や普及を目的として開館した場所です。

建物の中はたくさんの壺が置いてあったり、全国から集められた民芸品がならんでいたり不思議な空間でしたが、
一つ一つじっくり見て行くと、表情が全然違ったりなかなか奇抜なものもあったりとっても面白い!!

「工芸とは手作りで生活用具等を言い、一般的に「用と美」が工芸とされています。」
「民芸とは美を追っかけない仕事ですが、美に追っかけられた美しい品々を産出します。」
など民芸と工芸について改めて考えさせられる説明書きも・・・

1年を通して様々な展示を行っているそうなので、少し覗いて見てはいかがでしょうか?
売店もあり、珍しい玩具や陶磁器類など様々な民芸品工芸品が取り扱われています。
私たちも思わず真剣になって選んでしまいました!!

さて、今回のすいすいで最後に訪れたのは何回目かの登場になる住吉大社です!!笑
前も来てたやん!と思われるかもしれませんが、違うんです。
今日は初辰大祭が行われている特別な日!!!!!!

「初辰まいり」とは、毎月最初の辰の日に参拝ること。それにより、力を与えて守り助けてもらえると信仰されていて、48回参拝すれば、満願成就となります。
そんな初辰まいりの中でも、5月の初辰大祭は、より一層力を与えて守り助けてもらえると信仰されています。
境内では、福の餅撒き・御神酒のふるまいも行われるそうです。

大初辰まつりには巡拝ルートがあります。
そのスタート地点、一番参りの場所が「種貸社」。
ここではまず、「願いの種」と呼ばれる籾種を受け取ります。

ちなみに種貸社には「一寸法師」のモチーフがたくさんあります。
おおきいお茶碗に入って一寸法師の気分も味わえちゃう!!
これは、平安時代の「御伽草子」という本に、住吉大明神にお祈りして出来た子供が一寸法師だったと書いてあるからだそう!
「一寸法師発祥の地」として多くの人に親しまれています。

2番参りで向かうのは「楠珺社」
ここで祈るのは「願いの発達」で古くから「はったつさん」と親しまれています。
ずらりとならぶ猫たちは「招福猫」と呼ばれ、これを毎月1体ずつ授かり48体揃うと満願成就の証としてこちらに納めることになります。ここに並ぶ招福猫は48体無事に揃った証なんですね~。

先ほどの種貸社で手に入れた籾種を楠珺社に持って行くと、今度は稲穂と交換してくれます。
豊かに実った稲穂には商売が発達するという意味が込められています。

交換できたら3番参りに向かいましょう!
次に向かうのは「浅澤社」
ここでは「芸事や美容の願い」を祈ります。
住吉さんの弁天さんとも親しまれており女性は必ずお参りするのが習わしだそうです。

さて、いよいよ最後の4番参り。ここ「大歳社」では「願いを成就」させてもらえます。
そして、稲穂はここで一粒万倍の「御神米」と交換します!
この御神米は大歳社の御田で収穫されたもので、これをご飯に混ぜて食べることで一層の御利益をいただけるといわれています。

これで、巡拝ルートを全てたどることが出来ました!
最後に今月も無事お参りに来れたということで、招福猫もしっかり手に入れました!!
なんば界隈から最後は少し離れて住吉大社、
今回も知っているようで知らなかった場所、何度来ても新しい発見がある場所ばかりでした~!

更新日

2018.08.29

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