Osaka&

Sui-Sui

「知っているようで知らなかった」を探す遠足。

  • Specialty
  • Factory
  • Sui-Sui
  • News
  • Online Store
  • Top

四天王寺

四天王寺のコンテンツ力と奥深さを知る

大阪市天王寺区

今回のsuisuiは大阪市天王寺区にある四天王寺からスタートです。
 

 
四天王寺はあの聖徳太子とゆかりのあるお寺で、聖徳太子が戦の勝利を祈って自ら彫ったという四天王像を安置するための寺院として健立されたそうです。
四天王寺周辺の飛び出し注意看板もこんな風になっていました~!!
 

 

 

 
門を抜けてたくさんのお地蔵さんを横目にどんどん進んでいくと辿り着いたのは六時礼讃堂という場所です。
この手前には「亀の池」と呼ばれる池があり、その名の通り大量の亀が生息しています!
何故こんなに亀がいるのかというと、仏教には捕まえた魚・鳥・獣を野に放す「放生会」というイベントがあるようで、
その際のに放されたものだそう。
この日は天気もよく亀たちが気持ちよさそうに日向ぼっこをしていました!
 

 
次に極楽門へ向かった私たちの目にとまったのはこちら。
転法輪と呼ばれるこのハンドルのようなもの。
説明を読んでみると、参詣者はこれを回転させ、直接法門に触れることにより、洗心の功徳を積むことができる。ということだそうです!私たちもこれをぐわっとまわしてから次にすすみます!!
 

 

 
西重門を抜けると五重塔が!残念ながらちょうど改装中だったようで鉄骨にかこまれていましたが
それでも近くで下から見上げるとその大きさに圧倒されます!!
 

 
1階は壁いっぱいに壁画が描かれています。
こちらも現在修復中とのことですが、迫力ある壁画はしっかりと確認することができましたよ!!
螺旋階段が上までつながっていて誰でも登れるようになっていました。
ここは撮影禁止だったためぜひみなさんご自身の目でその景色を確認してきてください!!
 

 
西重門の外へ戻ると、今度は弘法大師の像がありました。
手前の「一回一誦」と書かれた石像は、一回まわすごとに般若心経を一巻となえたことになるそうです。
そして弘法大師像とつながる錫杖は触っても問題ないそう。これが結構重い・・・!
 
そもそも何故、弘法大師の像がここにあるかというと、遣唐使として入唐するずっと前に、
ここ四天王寺で修行をしており延暦6年2年間、四天王寺に住んでいたそうです。
高野山よりも前に四天王寺を修行場として選び、四天王寺の聖霊院で、100日間連続参拝を実践されていたのだとか。。
 
そんな弘法大師の修行の様子を思い浮かべ錫杖をしっかりとならし、次へ向かいます!!
 

 
次に見つけたのはあ木槌と臼が!!
説明書きのよると、木槌で臼を三回叩いて、次にそのまま肩・腰・胸など病のある場所を三回叩くというのを2セットおこなえば
病気の人は治って、丈夫な人はますます健康になる。と書いてありました!
 
木槌には名前と年齢がかいてあるので、よく来られる方のマイ木槌なんでしょうか?
 

 
最後に見つけたのは、このなんとも癒される表情をした猫の彫り物。
聖霊院と呼ばれる場所には、上欄に虎の彫り物がある「寅の門」と、猫の彫り物がある「猫の門」の2つの門があります。
「寅の門」の虎は、悪いものが入ってこないように番をしており、
「猫の門」の猫は聖霊院にある経堂のお経がネズミにかじられないように見張り番をしているのだそうです。
 

 
本当はまだまだ見ることのできなかった場所もたくさんあるのですが、なにせ四天王寺広くて
見るものもとても多くとても1日では回りきれませんでした・・・
探せばどんどん気になるものが見つかりそうな四天王寺、一度みなさんもじっくり楽しんでみてください!!
 

 

 

 
四天王寺からず~~っと歩いてからほり商店街を通り過ぎ、まだまだ歩くと街中に突然きになるものが!!!
実はこれ、秀吉による大坂城築城の際に原型が造られたと言われている石積の下水溝なんです。
のぞいて見ると、今でも現役で水が流れていました!!!写真ではお伝えしづらいのですが、しっかりと岩を積んで作られてるのがよくわかります。
ぜひご自身の目で確認してくださいね!!
 
今回も大阪の歴史を覗きながら歩くすいすいになりました。まだまだ大阪には知らない魅力が溢れていることを実感!
今回訪れた四天王寺は大きな骨董市なども行なっているそうなので、イベントと合わせていくのもよいかもしれませんね!

更新日

2018.04.18

SHARE