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泉州タオル/ダイワタオル

天井からながーーいタオルが降りてくる!! 泉州タオルのひみつ「後晒し」って何?

泉佐野市

泉州タオルの特徴「後晒し」
今回はダイワタオルさんにお邪魔して、泉州タオルの「後晒し」の工程について学んできました!
ダイワタオルさんは、「泉州タオル」の大きな特徴である「後晒し」と呼ばれる工程を行っている会社です。
以前、訪ねた金野タオルさんで製織されたタオルをより美しくするために漂白や染色を行っていきます。

天井を移動する!?出来たてほやほやながーーーーーいタオル
ちなみに今回は私たちがオリジナルで作っている「OSAKA SUI TOWEL」も染色されるとのことで、商品が出来上がっていく様子も一緒にお見せしたいと思います!!
織りあがって生地になったばかりのタオルにはまだ糊がついた状態なので、まずはそれらを除去していきます。
私たちが普段見ているタオルのサイズではなく、繋がったままのながーーーーーーーーーーい状態で作業が行われていくので、工場はそこかしこに天井から降りてくる長いタオルが!!!

すぐ使える、清潔なタオルになるために
バクテリアに糊成分を食べさせるために温度や湿度を調節しながら半日以上は置いておきます。
糊を除去した後は精練と呼ばれる工程に移ります。綿の持つ油脂分などをおとし吸水性を引き出すのにとても大切な工程で、糸に付着する不純物や汚れも落とすのでとても清潔な仕上がりに繋がるんです!
「OSAKA SUI TOWEL」のニシキヘビとシマウマをこの工程で見つけることが出来ました!!綺麗に洗ってもらってこいよ~!と見送り私たちは次の工程へ…!

綺麗に洗ってさっぱりしたら、カラフルに染まっていきます
漂白が終わり染色が必要なタオルは染色の工程に入っていきます。
こちらでは「OSAKA SUI TOWEL」のヒョウが染色の工程に入っていました!スレン染めと呼ばれる染め方で染められており、塩素に強く色褪せにくいのが特徴だそう!大きなタンクに染料とタオルが入っています。
しっかりと水分をきると鮮やかなタオルになっていました!!染めているときの液の色と印象が随分変わりました!

温風にあたってユラユラ揺れる〜
最後に漂白、染色が完了したタオルを乾燥させていきます。
上から降りてくるタオルに温風が当たって揺れる様子はまるでタオルが踊っているみたい!
シマウマタオルも楽しそうにゆらゆら踊っていました~!
大きな乾燥機の役割を果たす機械は中で5階層になっておりじっくり熱風を当てていくそうです。
温風で毛並みを立たせることでふんわりしたタオルになるそうで、「この仕上げの工程でタオルの表情が変わるんです。」とおっしゃっていました。

出来上がったばかりのタオルはもちろん吸水性ばっちり
仕上げが終わったばかりのタオルは本当にふんわりとしていて気持ちのよい肌触り!
「吸水性がなければタオルじゃない!」と乾燥し終わったばかりのタオルに水を少しかけて見せてくれました。みるみる吸い込んで吸水性バッチリ!!恐れ入りました!!

ずっと愛され続けるタオルであるために、環境のことも考えてます
ダイワタオルさんは環境への配慮もしっかりとされており、水にはとてもこだわっているそうです。
外へ出てみると大きなタンクに大量の水が!
タオルを漂白や染色するために使用した大量の水。これらを川に流せるレベルまで綺麗にすることで、環境に配慮した安心安全な商品作りを行っています。
この大量の泡のようなものは「活性汚泥」と呼ばれるもので、微生物が汚濁物質を一生懸命分解してくれているところだそうです!綺麗な処理水にするためにこういった部分の管理も徹底されているんですね!

清潔で吸水性ばっちりのふんわりタオルになりました
染色中のタンクから湯気が上がり、その奥では丁寧に洗われ、染められていったタオルがたくさん並んでいる光景をみると「後晒し」を終え泉州タオルとしてたくさんの人の元へ届くのだな~となんだか嬉しくなります!
「OSAKA SUI TOWEL」を含め、泉州タオルはこのように丁寧な作業があるからこそ、清潔な吸水性抜群のタオルに仕上がっているんですね。みなさんも、ぜひ改めて泉州タオルに触れてみてください!
ダイワタオルさん、今回はありがとうございました。

更新日

2018.01.18

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